結婚相談所の婚活って条件がほどんど同じでも、何年もうまくいかない人もいれば、すぐに決まる人もいますよね。その違いって一体何なのでしょうか?
結婚相談所の婚活には4つのハードルがあるんだ。それぞれで、大事にしたいポイントがある。そこを理解しているどうかで、結果に大きな違いが出るだろうね。
結婚相談所の婚活と聞くと、お見合いの印象が強いですが、実際には大きく4つに分けて、以下のようなハードルがあります。
- お見合いを成立させる
- お見合い 〜 一般交際へ
- 一般交際 〜 真剣交際へ
- 真剣交際 〜 結婚へ
言い方は悪いですが、まず商品である自分自身が「売れる」存在でなければ、いくら結婚のプロの力を借りても、競争率が激化している婚活市場を勝ち抜くのは難しいのが現状です。
この記事では、4つのハードル別に大事にしたいポイントをまとめ「結婚相談所の婚活で、早く結婚するために何をしたら良いのか」具体的に紹介していきます。それでは、いってみましょう!
目次
【ポイント1】価値観を明確に、期待値の高め過ぎも注意!
まずは、1つ目のハードル「お見合いを成立させる」こと。
お見合いの成立までには、紹介でも検索でも、条件から始まります。条件を広げれば広げるほど、当然、出会いの可能性は高くなりますよね。
会ってみたら気持ちが変わることもよくあるので条件を絞りすぎるのは良くありませんが、あれもこれもと欲張って、結局決断できないまま疲労だけが残るというのもよくある失敗のパターンです。
本当に必要な条件だけを設定できるよう、自分の価値観は明確にしておきましょう。価値観というのは「こういう人だとまわりに自慢できる」とか「こういう人だと自分の負担になりそう」などの損か得かの基準ではなく「どんな人と一緒にいると楽しいと思えるか」という自分の本当の気持ちです。
価値観の明確化については、こちらの記事でも詳しくまとめていますので、参考にしてください。
30代女性の婚活の始め方!ここが抜けるとうまくいかない!最初に知るべき3つのこと必要な条件は設定して、不要な条件ははずす。とてもシンプルなことなようですが、婚活の基礎になる部分でもあります。ときどき見直すなどして、自分の気持ちに嘘がないか、変化したところはないか、確認すると良いです。
そして、欠かせないのが、プロフィール。写真を掲載する場合、やはり見た目には最大限気を配ります。自己紹介も世間体を気にした内容ではなく、自分の本音をきちんと伝えることで、親近感を感じさせることができます。カウンセラーさんに相談できる場合は活用しながら、会いたいと思わせるような内容を心がけることが大事ですね。
気をつけなければいけないのが、相手の期待値を高めすぎないこと。お見合いで断られる理由のひとつに「写真と実物が違いすぎる」とか「会ってみたら何か違った」いうのをよく聞きます。
会いたいと思わせないことにはお見合いすら成立しないので、加減が難しいのですが、会う前に必要以上に期待させることは、実際に会ったときの「意外性」による好印象も得られにくくなってしまいます。写真は、加工に頼るのではなく、自身のメイク技術や服のセンスの良さでライバルと差をつけたいところです。
【ポイント2】とにかく相手に楽しんでもらう
2つ目のハードルが「お見合い成立から一般交際まで」です。一般交際とは、仮交際とも言われ、いわゆるお友達としての交際期間です。ファーストコンタクトであるお見合いがうまくいけば、一般交際へと進むわけですね。
お見合いでの最大のポイントは、私の良さをアピールしなければ!という姿勢ではなく、とにかくその場を楽しみ、相手にも楽しんでもらうこと。
結婚相談所の出会いでも、自然な出会いと同様、最初に大事になるのは「楽しかったな、また会いたいな」という相手からの興味・関心です。
そもそもお見合いというのは、せいぜい1時間程度。お互い不安もあるし、緊張もある。爪痕を残すことに必死になるのではなく、相手をもてなすことに集中しよう!
- 結婚にガツガツしない余裕
- 「男ウケ」を意識した外見
- 自然で楽しい会話
お見合いでの「おもてなし」は、出会いのコツとして欠かせない要素。詳しい内容は、別の記事でもまとめています。試行錯誤を繰り返しながら、自分なりのおもてなしを工夫していきましょう!
結婚できない焦りを感じた女性がついついやっちゃうNG行動 男性が結婚したいと思う女性は見た目が大事?見せ方のポイントを徹底解説! 男性と話すのが苦手…婚活での会話が不安!好感度UPの自然で楽しい会話術【ポイント3】結婚への漠然とした不安を取り除く
お見合いをクリアすると、一般交際というお友達としての交際に進んでいきます。真剣交際では、ひとりに絞って結婚前提のお付き合いとなるので、この一般交際の段階で、この人との結婚を考えたいな(もっと知りたいな、一緒にいたいな)と思わせることが大事になるわけです。
婚活の本番は、ここから!出会って交際がはじまって、相手から「結婚」を引き出すってことだ。
一生独身は嫌だけど、結婚は、なんか怖い。そんなイメージありませんか。3組に1組が離婚している時代。悲しいかな「結婚」=「幸せ」とは言い切れないのが現実ですよね。
自由気ままな独身時代から家族を持つことで、生活環境が変わり、経済的にも精神的にも大きなストレスとなる場合があります。結婚に向けて1歩を踏み出すには、まず男性が抱いている結婚に対する漠然とした不安を取り除くことが大切です。
さて、男性は主にどんなことに対して不安を感じているのでしょうか?
男性向けのメディアには、結婚して失敗したことや奥さんの愚痴など「結婚によるデメリット」が面白おかしくまとめられています。それらの内容を分析すると、大きく分けて次の2つの不安です。
時間とお金
結婚に関する内容を男女で比べてみると、時間とお金に関して、真逆なイメージなことに驚きます。女性にとって結婚後の時間やお金は「ふたりの時間が増える」「経済的に余裕ができる」と増えるものなんですよね。一方、男性にとっては、真逆。そう、減るものだと思っている人が多いんです。
趣味の時間、友達との時間、仕事の時間、上司や後輩との付き合い、ひとりの時間…連絡を忘れただけで「どっちが大事なの?」と怒られてしまった・・・なんて話は定番中の定番。
お金も同様です。お小遣い制になり、自由に使えるお金は僅か・・・昼ごはんをどうにか安くすませて、何とか趣味のお金を捻出したものの「くだらないものを買って!」と結局怒られる。もっと稼げばいい!なんて言われた日にはやってられないですよね。
「私は束縛しない女だ、お金のかからない女だ」と口で言うのは簡単ですが、大切なのは、結婚後の不安がないことを相手に気付いてもらうことです。つまり、口で伝えるのではなく、行動で示す必要があります。
恋愛以外に夢中になろう
例えば男性から「お金が足りないので、結婚して僕の借金を返してください!」と言われたらどうでしょうか。「いやいや、なんでやねん」って思わずツッコミたくなりますよね。
かつて、婚活がまったくうまくいかなかった頃の私は「私を幸せにしてくれる人」「私のことを分かってくれる人」「ダメな私を受け入れてくれる人」くれくれ・・・と、自分の足りないものを求める相手を探していました。
いわゆる「白馬の王子様願望」という幸せを相手に依存する考え方で「自分の人生を幸せに変えてもらいたい」と、自分を変えてくれる能力がありそうな王子様を求めます。
でも「幸せが足りないので、結婚して私に幸せをください!」って「お金が足りないので、借金を返してください」と同じなんですよね。
頼られるのと、依存されるのは、まったく違う。一緒に幸せになろうという気持ちが感じられない。これでは、結婚への不安や恐怖は増すばかりだ。
今のままでも十分幸せだけど「あなたとなら結婚したい」「あなたと一緒ならもっと幸せになれそう」という相手に対して愛情を感じているからこそ結婚したいんだという気持ちが相手の心を動かすのです。
「幸せにしてもらおう」と相手に依存するのではなく、自分の人生は自分自身で豊かにしていきましょう。オススメの方法は「恋愛以外に夢中になれるものに取り組む」ことです!
仕事、副業、趣味、特技など・・・恋愛以外であれば、基本的に何でもオーケーですが、占い・スピリチュアル系と男性芸能人に夢中になるのだけは要注意です。
占い・スピリチュアル系は、拒否反応を示す男性が多いです。メディアでもときどき話題になりますね。「振り回される」イメージがあるのかもしれません。個人的な趣味ならかまいませんが、一緒に誘うなど相手を巻き込むのは避けた方が無難です。
また、男性芸能人に夢中になる場合「あんな男が好きだなんて、この女、趣味悪いな」と、急激に冷めてしまう危険があります。どうも男性は他の男をライバル視している傾向があるようですね、笑。特定の男性芸能人を応援したいときは、個人的にこっそり楽しむ方が良さそうです。
ちなみに、私の場合は本を読むこと。ダイエットも兼ねて散歩をしていたとき、自宅近くに図書館があることに気が付いて。学生のとき以来かなーなんて立ち寄ってみたら、本当にたくさんの本があって。
どうしてだろう?なんでだろう?うまくいかないこと、悩みや心配事の原因や解決法が詳細に書かれていて、それを「知る」ことで自分の抱えている悩みが少し和らぐような感覚があったんです。(本を読むことの素晴らしさは、いつか別の記事でまとめたいなと思ってます)
- 自分の人生を充実させる→好きだからこそ結婚したいんだという気持ちが伝わりやすくなる!
- 自分の機嫌は自分で取る→相手が忙しくて会えないときでも、では私はこちらを・・・と気持ちを切り替えることができ、寂しい、つまらないといったイライラやモヤモヤをぶつけて喧嘩になるリスクを減らすことができる!
物の価値は「データ」を重視しよう
男性は結婚のことを考えたとき、必ずお金のことが頭をよぎります。お金に関する不安を少なくすることは、結婚の決め手に大きく左右すると言って過言ではありません。
実際、昨今の未婚率の高さは、女性の社会進出により男性の収入が上がらなくなったことが大きな原因だという指摘もありますよね。また、高収入の方は女性人気が高いですが、相手がお金目当てではないか、とても警戒していると言います。
そんなこと言われても・・・急に収入はアップできないです!どうしようー!!!
そうやって、すぐに騒ぐから、女性は感情的な生き物だと言われてしまうんだよ。
自分の収入に自信がなければ「物の価値を客観的に判断できる女」をアピールすることだな!
「男性はデータ、女性はイメージ」マーケティングの手法でよく言われる言葉です。
男性向けの記事では、同一ジャンルの商品を集めて価格や機能などで比較するようなデータ重視の内容が多いのに対して、女性向けでは”モデルの◯◯さんも愛用中”とか、”こんな使い方が素敵”、”こんな所に置いたらかわいい”などのように読者の感情に訴える内容が多いですよね。
自由に使えるお金はいくらあるだろう、稼いだお金を好き勝手に使われたりしないだろうか、万が一収入が少なくなってしまったとき、ちゃんと生活していけるだろうか・・・結婚を考えたときにお金の心配をしない男性はいません。
「高いから良い物」「ブランド物だから間違いない」「憧れの人と同じ物」「とにかくかわいい」といったイメージ重視のお金の使い方では、男性の不安が軽減することはないでしょう。
物の価値は「データ」を重視し「お金を大切に使える女」だというところをしっかりアピール!男性のお金に関する不安を少しでも減らしましょう。
- 低価格なのに良い素材を使っている服やお洒落なだけでなく非常に機能的な小物を身につける
- お店のさりげない気配りや”この味をこの値段で!?”と見えない企業努力にも気が付く
- 住みたい街は、利便性や地盤などから価格を総合的に判断する
毎月の生活費は何にどれくらいかかっているか、万が一の病気や事故のときはどうするのか、など自分の収入についてきちんと把握・管理しているだけでも「お金の心配を少なくする」アピールになります。
お見合いとの「意外性」で好感度をアップさせよう
ここで、ある矛盾にお気づきでしょうか?
ファーストコンタクトであるお見合いで大事にしたいのは、とにかく男性に楽しんでもらい、また会いたいなと思ってもらうこと。
そのために、男ウケを狙ったふるまい、外見、おもてなしを最大限意識して「手に入れるのにちょっと努力が必要な女性」を演出していきます。
イメージとしては、手に入ると期待させたかと思ったら、やっぱり手に入らないかもと不安にさせるような、自信と余裕のある女性ですね。
一方、結婚に向けた一般交際期間では、結婚に対する不安をできるだけ軽減させる必要があります。ここまでまとめてきたような、真面目で誠実、そして信頼できる女性です。
イメージが一致しませんね。
- 交際前「自信&余裕」
- 交際後「誠実&信頼」
そうです「意外性」です!
「お見合いときと印象が違うな、思っていたよりしっかりしてるな」
もちろん人間ですから、こんな単純に心が動くわけではありませんが…結婚の決め手で大切になるのは、やはり「条件」ではなく「気持ち」なんですよね。
思っていた条件とは違っても、心が動いた方と結婚してしまう。これが人間なんだ。
【ポイント4】男性にとっての「人生の充実」を理解する
いよいよ最後のハードル「真剣交際」です。一般交際で、ひとりに絞られ、結婚を前提とした恋人としての交際期間に入ります。ここまできたらもう安心!というわけにいかないのが、難しいところ。「マリッジブルー」という壁を乗り越える必要があります。
一般交際で時間やお金に関する不安を軽減させたら、その上で「この人となら結婚しても良いかな」「この人と結婚することでメリットがある」「この人と結婚したい」…つまり「結婚=自分のプラスになる」と感じさせることが大切になります。
「結婚=自分のプラスになる」その答えを探すためには、男性にとっての「人生の充実」とは何なのかが、ヒントになります。一緒に考えてみましょう。
想像してみてください。まずは、あなたにとって「人生が充実している」って、どんな状態でしょうか?
女性の場合「いろいろと細かいこと、それぞれがすべてそれなりに満たされいる」状態を想像することが多いです。
好きな仕事、ゆとりのある生活、大切にしてくれる夫、かわいい子供、住み心地の良い家、温かい親族・・・など突き抜けているところはないけど、全体的に平均よりやや上くらいの幸せを保っているイメージです。
原始時代、女性の主な仕事は、周囲の人と協力して家を守ることだったと言われています。木の実などの採集や片付けなど、細かい作業で1日の大半を過ごしていたようです。狩りの獲物のように「大きな成果」で評価されることがない分、日々の1つひとつの積み重ねが大切!目に見える結果よりも過程を大事に思う本能が女性にはあるのです。
「マメな男性がもてる」と言われるのが良い例だね。大きな喜び1回より、小さな気配りがたくさんある方が嬉しいってことだ。
まわりに困っている人はいないか、何か足りないものはないか、細かいところに気が付く能力が高いのも女性の方が多い。男性は、髪を切った、爪が綺麗、靴が素敵・・・ちょっとした変化にあまり気付いてくれないですよね。
さて男性の場合、女性とはやはり違います。仕事(狩り)に行き、獲物という結果を残す。その結果によって、まわりから強い!偉い!と認められていた男性は、細かい積み重ねより、大事なのは目に見える結果です。
つまり「まわりから認められる」こと、特に仕事においての成功や勝つことです。
確かに、書店の男性向けので本や雑誌コーナーは「成功」「アップ」「儲かる」「出世」など”人よりも上に立つこと、人から認められること”を目的とする内容のものが大きな割合を占めていますね。
男性同士で励ますときも「お前なら大丈夫さ」のように、実力を認めるような言い方をします。最近は、かつての大ヒット曲のように「ナンバー1よりオンリー1」という考え方が広まっていますが、それでもやはり自分らしさを周囲に認めてもらうという点は同じです。
男性は「成功」「勝つ」「人から認められる」など目に見える結果がとても重要!
さて、男性にとって「結婚=自分のプラスになる」ためには、結局、一体何をすれば良いのでしょう?「成功」や「勝つ」ことと言われても、いまいちピンときませんよね。
ここで大切なのは、今すぐに相手の人生を充実させることではなく、充実した未来を想像させることなんです。この人と一緒にいると、仕事が頑張れそうだ、仕事がうまくいきそうだ…と思わせること。
では、どうしたら、そんなふうに男性が思ってくれるのか?一番の近道は、男性に自信を持たせることです。
リアクションを極めよう
男性に自信を持たせるために、もっとも効率的な方法が「リアクション」です。
男性は、女性からの言葉や態度で「自分はすごいんだ、自分はかっこいいんだ」と酔いしれ、自信を持つことができるからです。
難しいことではありません。相手が何かしてくれたときは、素直に受け取り、喜び、感謝するだけです。しかし、ただ単にオーバーなリアクションをしても、つまり、嘘が入ってしまうと、相手に気持ちは伝わりません。
相手の心を動かすことができるのは、本当に喜んで、心から感謝している言動です。
どうしたら、そんなリアクションを極めることができるのでしょうか。
「どうして?」「どのように?」相手のプレゼント(贈り物や行動)に込められた思いを尊重する
振り返ってみると、私も過去、反省すべきリアクションがたくさんあります。そもそも自分自身にまず自信がないと、心からの感謝や喜びって表せないんです。
反省リアクションその1
突然のシュークリーム事件
当時お付き合いしていた人が急にシュークリームを買ってきたことがあったんです。有名なシュークリームだそうで、たまたま仕事で出かけた先で見つけたとかで。そのとき・・・
どうしたの・・・?
急にシュークリームなんて買ってきて??
私、何かやましいことがあるんじゃないかって疑っちゃったんです。
本当は、仕事の途中にわざわざシュークリームを買ってくれて、帰りの満員電車ではそれをつぶされないように持ち帰ってくれた彼の行動。
350円という価格ながら甘すぎない美味しいクリームとそれを包み込むクッキー生地のサクサク感…感動できるところはたくさんあったんですよね。
反省リアクションその2
高価なプレゼント事件
誕生日に前から欲しかったアクセサリーをプレゼントしてくれたことがあって、それがけっこう高価な物で、お洒落だけどちょっと高いなって諦めていた物だったんです。もう普通に嬉しい!最高!じゃないですか。でも・・・
こんな高い物買って大丈夫なの・・・?
すごい素敵だけど似合う服がないから、せっかく買ってくれたのに申し訳ないな・・・
私は彼のお財布事情を心配しちゃって。ダメ押しが「私なんて、そんなそんな」という謙虚というか自虐発言です。
自分に自信がないと、シュークリーム1つですら素直に喜べない。相手を信用していないと、いつも心配ばかり。
相手の考えていることなんて、本当の意味では分からないし、信用できなくても信用するしかないんです。
私は彼から愛されるべき人間だと、まず自分に自信を持つことが何よりも大事なんですよね。
自分に自信を持つ→相手からのプレゼントを素直に喜び感動してリアクションできる→相手の自信になる
「尽くす」のではなく「信頼する」
なんだかんだで、女性の方が頑張らないと、結婚ってうまくいかないんですね・・・
頑張ると言っても、自分のことだけに頑張ることが大事なんだ。お付き合いしている女性が楽しそうに幸せにしていたら、男性はそれだけで自信になるんだよ。
男女関係を専門する心理学者ジョン・グレイ博士のこんな名言があります。
男にとって、思いやり深くなるのはなまやさしいことでない。そうなるには時間と支えがいる。
女性にとって相手を思いやるのはしごく簡単なことで、苦労して身につけるほどのものではない。
ジョン・グレイ
男性は女性から思いやりを学び成長してはじめて本音で「この女性を幸せにしたい」と思えるようになります。
ところで「思いやり」って何でしょうか?
ここで間違ってはいけないのは「彼のため」と言いながら、あれこれと口を出したり、彼が言おうとしていることを先回りして言ってしまったり、相手をコントロールすることではありません。
本当の思いやりというのは、とてもシンプル。相手を信頼すること!それだけです。
ところで、信頼することの逆って何だと思いますか?
【答え】尽くす
「相手を信頼すること」の逆が「尽くすこと」だなんて・・・
尽くすにはいろいろありますが、簡単に言えば「頼まれていないことをやること」要するに、余計なお世話ってやつです。勝手に頑張って、相手からの見返り(感謝や喜びのリアクション)を期待する。一番嫌がられるのパターンですね。
尽くすの代表格が「心配すること」ですが、彼のために何か力になりたいという善意での行動なので、注意が必要です。もし、あなたがピンチのとき彼から「心配だよ」とやさしい言葉をかけられたら嬉しい気持ちになりますよね。でも、男性にとっては、心配される=信頼されていない=自分がダメだと思われている→自信喪失なんです。
男性は、かっこいい自分が大好き。本人から何か行動があるまで、ひとりにしてそっとしておく。どうしても何かしたいときは「何かあったら、声をかけてね」の一言だけで十分です。
結婚の決め手に「一緒にいると居心地が良い」という意見が多いよね。あれって、美味しい手料理とか、綺麗な部屋とか、そんなことよりも「自分の気持ちを理解してくれて、自分が望む形で返してくれる」ってことなんだよ。
相手の気持ちが分からないときは、素直にどうしたらいいかな?と聞いたらいいんです。もちろん、こちらも思っていることは、きちんと伝えましょう。
女性は男性に対して「どうして私の気持ちが分からないの?」とイライラしてしまうことも多いですが、ジョン・グレイ博士の名言のとおり、男性にとって、相手の気持ちを理解することはすごく難しいことなんですよね。
自分の気持ちを伝えるときは、相手の調子が良さそうなときに…「○○してほしい」と行動を期待する言い方ではなく「私はこういう状態が嬉しいなと思う」という言い方の方が伝わりやすいです。
伝えるポイントとしては、事実や状態+自分の感想ですね。なかなか難しいですが、頭の片隅に覚えておくと良いかなと思います。
以上で大事なポイントの紹介は終了です!今後も婚活に役立つ情報を少しずつ更新していきたいと思っています。
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