早く結婚したい!けど、彼氏はいないし、出会いもない!こんなときって、どんな気持ち?
私って本当に結婚できるのかなって…やっぱり不安になるから、焦っちゃいます。
どの婚活本や婚活サイトでも「焦りは禁物」だと言われますよね。私も婚活中、呪文のように「焦ってはダメ…焦ってはダメ…」と自分に言い聞かせていたものです。
だけど、なぜ焦ってはいけないのか?実はよく分からなくないですか?
「焦りは禁物」・・・この理由に気付いたとき、自分の行動がこんなにも男心を無視した行動だったのか…と愕然としました。しかし、気付いてから私の婚活は明らかに変わっていったのです。
答えはとてもシンプル。それでは、いってみましょう。
目次
なぜ、焦ってはいけないのか?
さっそく答えからいきますね。なぜ、焦りは禁物なのか?それは…
男性が求めていないから
ね?シンプルでしょう?求めてないんですよね。お相手である男性が、焦っている女性を。はい、以上です。
なーんて、あまりにも乱暴なので、解説します。
男性には大昔の狩猟本能により「苦労して手に入れるもの=価値がある」と考える特性があると、よく言われます。
- 男性雑誌にある袋とじ
- 男性が欲しがる限定フィギュア
- 高いお金を払ってまで通う夜の街
例えば、この3つにある共通点が分かるかな?
3つの共通点…それは「手に入れるには、努力が必要」ということです。
袋とじは努力というほどでもないですが「開ける」という手間が必要ですよね。限定フィギュアやカードなどは「希少性の原理」といって、購入場所や数量を限定してレア度を上げるマーケティングの手法です。
また、夜の街の女性たちが男性と接するときに大切にしているポイントって何だと思いますか?
いかに「あれ、いけるかな?」と思わせるかどうか。
まあ、実際にいけないけどね。いけないって分かってるけど、いやいや待てよ、ちょっと頑張ったらいけるのかも…やっぱりいけないか…でも1周まわって、いけるのかい?って。
でも、それってあくまでも一時的な相手であって、結婚相手にそういう女性は求めていないでしょう?
それが、男心が分かってない!ってことなんだよ。婚活中であろうがなかろうが、最初は「相手への興味・関心=好意」が大事なんだよ。
さて「私、早く結婚したいです!彼氏いないです!出会いもないです!」と焦っている姿は、男性にどう見えるでしょうか?
あー、いけるな。
「いけるかな?」と「いけるな」のこの違い。あなたにも分かりますよね。
「いけるかな?」は、頑張ったら手に入るのかも!という期待に対し「いけるな」は、すぐ手が届く状態。つまり、特別な価値を感じていない状態なんです。
もちろん、最終的に結婚相手として選ぶのは、いける・いけないを惑わすような女ではないだろう。(詳しくはステップ7で紹介)だが、婚活中だとしても、まずは、相手から好意を持たれることをもっと大事にしなければならない。
「ちょっと頑張ったら手に入りそうな女性」というのが男性が価値を見出すポイント。相手のニーズとずれていたら、いくら誠実に、一生懸命、頑張って努力したところで、心を動かすことはできないんです。
【要注意】ついついやりがちなNG行動
男性は「ちょっと頑張ったら手に入りそうな女性」に興味・関心(好意)を持つ
ここからは、男心のポイントをふまえて、結婚に焦りを感じた女性が、ついついやりがちなNG行動を紹介していきます。そもそも焦りを感じる大きな原因は「もしかしたら結婚できないかも」という自分への自信のなさ・・・
NG行動は、自信のない自分を守るために無意識でしてしまっていることが多いので、注意が必要です。
NGその1 男性に従順になる
結婚に焦りを感じていると「どうしたら相手に嫌われないか」「どうしたら相手に気に入られるか」という気持ちが強くなります。そういう気持ちが強くなると、行き着くのが、恋愛テクニックなるものです。
- 相手の話をしっかり聞く
- 褒め上手
- 魅力的な笑顔
- できるだけ目を合わせる
- さりげないボディタッチ など
巷にあふれる「恋愛テクニック」の定番はこんな感じですよね。
早く結果を出したい!という思いが強ければ強いほど、この「恋愛テクニック」をできるだけ実行しようと頑張ります。笑顔で、話を聞いて、褒めて、グラスが空になったらすぐ気付いて、食べ物を取り分けて・・・
そんなふうに、まじめに頑張っている姿を見て、男性はどう思うでしょうか?
少々残酷なことを言うが…この「頑張ってる」姿勢が見えてしまうと、はっきり言って「必死過ぎて痛い奴」になってしまう。つまり、結婚したいという気持ちが重すぎて、男性が引いているということだ。
男性に従順になるというのは「相手が自分より上」の状態になること。いつも心のどこかで、相手が自分のことをどう思っているか、という不安を抱えながら接しているので、自分がどう思っているか=自分の本音に目がいきません。
嫌われたくない、気に入られたいと男性に従順であればあるほど「苦労して手に入れる女性」から遠ざかります。せいぜい、簡単に手に入る”都合のいい女”のポジションになるだけです。
本来、結婚というのは対等の関係であり、自分の本音をきちんと伝え、それでダメならそれまでなんです。男性の思いどおりの態度や答えでなくても、本気の男性はその後も連絡が続くものです。
NGその2 自分をよく見せるための嘘をつく
男性の狩猟本能のように、女性は〈狩りをした獲物を誰に食べさせてあげようか〉と男性から「選ばれる立場」であるという考えが残っています。「選ばれる立場=他人の目を気にする」という背景から他人から見た自分を良くするアイテムとしてファッション雑貨や化粧品などは発展していきました。
「まわりからどう見られるか」気にしてしまうのは、本能だから仕方ありません。しかし、それを気にするあまり、自分をよく見せようと嘘をつくと、どうしても気まずさや不自然さが生じてしまいます。
あなたも経験ありませんか。服を試着したら、まったく似合ってないのに店員さんに「よくお似合いですねー!!」みたいな接客をされたこと。そのとき、心の中で「嘘つけ」ってツッコミましたよね。
自分をよく見せるための嘘というのは、この店員さんと同じ見返りを求めている状態。つまり「相手に気に入られたいから」ついている嘘なんですよね。
もう1つ盲点なのが、いわゆる「駆け引き」です。相手からメールがきたけど、すぐに返信すると待ってたと思われるから少し時間をおいてから送るとか、何となく他の男のかげをチラつかせるなど、恋愛のテクニックとして根強く紹介されていますが、よほどの恋愛上級者でない限りこういった「駆け引き」に手を出すこともオススメしません。
「暇なくせに、わざと返信遅くしてるな」「男なんていないくせに、不安にさせようとしてるな」下手な駆け引きは、相手を信用できなくなって、一気に冷めるんだよ。
ポイントは「ちょっと頑張ったらいけるかな?」です。駆け引きに惑わされるほど、相手があなたに夢中でない限り「いけないな」もしくは「面倒だな」と判断され相手にされなくなる可能性が高いです。
ちょっとややこしいのですが、相手をちょっと不安にさせるために、どうしてもメールなどの返事を遅くしたいのであれば、嘘をつくのではなく、いろいろ予定を入れて本当に忙しくするってことが大事なんです。
本当は面倒くさいと思っているのに、空いたグラスを片付けてアピール。本当は興味なくて、つまんない話なのに、一生懸命聞いてアピール。本当は面白くないけど、作り笑いでアピール。本当は暇で連絡待っていたのに、忙しいふりしてアピール・・・
男はそこまでバカじゃない。「気に入られたいからやっている」という女の下心が見えてしまうと、恋愛感情に発展することが難しくなってしまうんだよ。
NGその3 女としての価値を下げる
コンパで自分が最年長のとき
「ひとりだけ、おばさんでごめんね!」
デートのとき
「私、全然モテないんですよ!」
若い子と流行の物に関するトークのとき
「いい年して恥ずかしいんだけどね」
こんな発言してしまった経験ありませんか?
相手から(うわぁ、おばさん来たー!)(うわぁ!モテなさそう!)(うわぁ、年考えろよ!)こんなふうに思われている気がして、自分の不安を先に言って予防線をはっておく自己防衛ですよね。
私はこういう発言を「そんなことないよ」待ち発言と読んでいます。本当は、心の中で待ってるんですよね。相手からの「そんなことないよ」の言葉を。
でも、悲しいことに、こういうときの男性は実に素直な生き物。言われた言葉をそのままそういう人なんだと受け取ります。
おばさんでごめんねと言えば、この人はおばさんだと。モテないと言えば、この人はモテないんだと。いい年して恥ずかしいと言えば、この人は恥ずかしいのだと。そのまま解釈するんです。
自分の失敗談や格好悪い話は、笑いのネタになり親近感を与える効果もあるのだが、出会いの場において「女としての価値」を下げると、恋愛対象として見られなくなってしまうんだよ。
実際に相手が何を考えているかなんてわかりません。不安をわざわざ口に出して、自分の魅力を減らす必要なんてないんです。わからないことを心配するよりも、その場を楽しむことを心がけた方がずっと印象が良いです。
結婚できない焦りを感じたときは
焦ると自分自身より「相手が自分のことをどう思っているか」の方が気になって、本音が言えなくなったり、余計な嘘をついてしまう…それが結果として、自分自身の価値を下げているってことですよね。
でも、焦りの感情って、勝手に出てしまうものだから、そういうときは、どうしたら良いのでしょうか…
「結婚できないかも」そういう不安がおそってくると脳内では「できない理由」を集め出します。最悪なのが、そこから「どうせ私は若くないから」「どうせ私はかわいくないから」と自分への自信をなくすことです。
自分への自信のなさは、 NG行動となって男性の前で表れます。そんな姿を見て、男性が価値を見出すことはなく、結果的にうまくいかない。結果が出ないから、また焦る・・・こうした悪循環を生みます。
この悪循環を断ち切るために、どうしたら良いのか?
多くの婚活本や婚活サイトでは「婚活をお休みして、気分転換しましょう」とアドバイスされます。
でもね、これって、実際にお休みしてみると分かるんですけど、なぜか余計に焦るんですよね・・・。好きなことして元気を出すぞ!と思って、6時間ぶっ続けでひとりカラオケで歌いまくったり、ちょっと高めのお店で美味しいもの食べても、何か大きな宿題を抱えている気がして、心から楽しめないんです。
「自分が今できることを一生懸命やる」を心がける
当サイト・マイコンでは、あえて真逆のアドバイスします。焦り、不安、疲労・・・どんなにへこんでいても、婚活をしない日は作らない。5分でいいから、何かやる。
自分に自信がない状態というのは、非常に自己肯定感が低いとき。だから「昨日何もしなかったな」という罪悪感を減らしてあげることも大事なんだよ。
婚活というのは、実際に男性とお見合いやデートをするだけでなく、自分のプロフィールを考えたり、理想の生活を考えたり、自分を磨いたり、いろいろとやることがあります。
- トーク番組を見て、会話の参考になる表現やリアクションを学ぶ
- 身体を動かして、シェイプアップ
- メイク練習やムダ毛のケアをして、自分を綺麗にする など
婚活のなかで、自分にプラスになること、自分が楽しいと思うことを、少しでもやってみる。お休みするよりも、前進している気がするので、気持ちが軽くなるんです。
私の場合は、何が不安なのか、何に焦っているのか、思いつくままに書いて、それに対してどのような対策が良いのか、考えていました。考えないように逃げるよりも、あえて不安と向き合うことで、冷静になれることもあるので、心に余裕があるときは、試してみるのもありですよ。
見せ方を工夫しよう
何でも相手に合わせるのではなく、自分の本音はきちんと伝える。それに、自分をよく見せようと嘘をついたり、不安に思っていることを予防線として先に言う必要もない・・・それってつまり「ありのままの自分でいい」ってことですか?
そうだね。ただし、自分そのものの価値を高める(自分磨き)はやはり必要。そして、それをどう相手に売り込むか、営業方法を工夫することも大事なポイントだよ。
例えば、八百屋さんに残り1個のトマトが売っています。
同じ商品でも売り方次第で、残り物にも見えるし、レア物にも見えませんか。
早く結婚したいからと、自分を安く売り込むと、男性は引いてしまいます。婚活では、このトマトのように「価値のある」女性に見せていかに「なんか、いいな」と思わせることが大事になるんです。
ステップ3では、この「見せ方」の中心となる外見について、紹介していきます。